一人暮らしに適した間取りとして人気のワンルームと1K。
同じような広さでも、住み心地や使い勝手に違いがあるのをご存じですか?
今回はこれから一人暮らしを予定している方に向け、物件選びの基本となるワンルームと1Kの違いを特集!
それぞれの特徴とメリットについて、わかりやすくご紹介します。
ワンルームと1Kの違いとは?それぞれの部屋の間取りと特徴
まずワンルームと1K、それぞれの間取りと特徴を見てみましょう。
<ワンルームの間取りと特徴>
ワンルームとは、玄関から居室までが一体となった間取りのこと。
玄関を入るとすぐに居室があり、その空間のなかにコンパクトなキッチンを備えているのが基本です。
一つの空間内にバスルームのドアもあり、一人で暮らすのに適した間取りといえます。
<1Kの間取りと特徴>
1Kとは、居室とキッチンが仕切られている間取りのこと。
玄関を開けるとまず4.5畳未満のキッチンスペースがあり、その奥や隣に仕切りを隔てて居室があるのが基本です。
キッチンが独立した空間になっているのが、ワンルームとの最大の違いといえます。
ワンルームと1Kの違いとは?それぞれの部屋のメリット
上記を踏まえ、ワンルームと1Kそれぞれのメリットをまとめてみましょう。
<ワンルームのメリット>
①仕切りがないため広々使える
仕切りがなく部屋全体が広々感じられるのがワンルームの魅力。
部屋のなかにキッチンがあるため冷蔵庫から飲み物を取り出すのもラクですし、テレビを見ながら炊事をすることも可能です。
②1Kに比べて家賃が安め
ワンルームは1Kに比べて家賃が安い傾向にあるため、できるだけ家賃の出費を抑えたい人にとっては大きなメリットといえます。
③冷暖房の効きが一定で過ごしやすい
キッチンと居室に仕切りがないため、一つのエアコンで部屋中を一定の温度に保てます。
そのため寒い冬や暑い夏にキッチンに立つのも苦になりません。
寒さや暑さに弱い人にはうれしいメリットですよね。
<1Kのメリット>
①料理などのニオイが遮断できる
キッチンと居室の間に仕切りがあるため、キッチンで発生する料理のニオイやゴミのニオイが居室に移らないのがメリットです。
居室に置いた洋服や布団などにニオイが移るのが気になる人には、断然1Kがおすすめです。
②玄関から室内が見えない
宅配便や集金など、玄関で訪問者に対応するときも居室を見られず、プライバシーが守れます。
③冷暖房効率がよい
外気の影響を受けやすい玄関と居室の間にキッチンスペースがあることで、居室の冷暖房効率が上がり省エネ効果も期待できます。
まとめ
ワンルームと1Kの主な違いは、キッチンが一体型か独立型かということ。
それぞれのメリット・デメリットをよく比較して、自分のライフスタイルに合った間取りを選ぶことが快適な一人暮らしの第一歩といえそうですね。