賃貸物件の鍵を紛失してしまったとき、誰に連絡をすれば良いのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
賃貸物件の場合は部屋も鍵も借りているものであるため、鍵を紛失したときにはより慎重な対応が必要になります。
今回は賃貸物件の鍵を紛失したときの対処法や鍵開けにかかる費用・退去時に支払う鍵交換費用について解説します。
賃貸物件の鍵を紛失したときの対応
鍵を紛失したことに気付いたら、まずはその日の行動を振り返って心当たりがないか確認してみましょう。
心当たりがなければ、すぐに警察署や交番へ行って鍵が届いていないか確認し、これから届く可能性もあるため遺失届を出します。
そのあとは、貸主である管理会社や大家さんに連絡をして鍵を紛失した旨を伝えましょう。
マスターキーを持ってきて、鍵を開けてくれる場合もあります。
深夜や休日などで管理会社や大家さんに連絡がつかない場合は、鍵業者を呼んで鍵を開けてもらわなければなりません。
賃貸物件の鍵を紛失して鍵業者に依頼した場合の費用は？
賃貸物件で鍵を紛失した場合、鍵業者に鍵を開けてもらう際の費用は基本的に自己負担となります。
一般的な鍵であれば15分ほどの作業時間で済み、費用は8,000円程度が相場です。
ただしディンプルキーのように防犯性の高い鍵だと解錠に手間や時間がかかり、費用も高くなる傾向にあります。
また業者によっては深夜料金や出張費がプラスされることもあるため、慎重に比較して業者選びをしたほうが良いでしょう。
賃貸借契約を結ぶ際に加入した火災保険によっては、鍵開けが対象になっている場合もあります。
その場合は一部費用を負担してもらえるので確認してみましょう。
賃貸物件の退去時に鍵交換費用を負担するのか？
賃貸物件を退去する際には、作成した合い鍵を含め、すべての鍵を貸主に返す必要があります。
紛失してしまった鍵がある場合は、必ず貸主にその旨を伝えましょう。
「マスターキーを紛失したが合い鍵を作成したので本数は足りている」ということにはなりません。
紛失してしまった鍵がある以上、退去時に鍵を交換する必要があり、その費用は入居者が負担するよう契約書に記載されています。
次の入居者が鍵を交換するかどうかはわからないため、退去するときに責任を持って交換費用を負担しなければならないのです。
まとめ
賃貸物件で鍵を紛失すると慌ててしまって、どう対応すれば良いのかわからなくなる方がほとんどでしょう。
とるべき行動や鍵業者に依頼した場合の費用相場などを普段から確認しておき、適切に対処できるようにしておくことをおすすめします。
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